学歴欄の基本の書き方
学歴欄は、古い年月から新しい年月へ並べます。学校名を省略しすぎず、入学・卒業・修了・卒業見込みなどの状態をそろえると、読み手が経歴を追いやすくなります。
- 年月を書く:西暦または和暦で、年と月をそろえて書く
- 学校名を書く:「高校」ではなく「高等学校」など正式名称にする
- 学部・学科を書く:大学、短期大学、専門学校は学部・学科・専攻まで入れる
- 状態を書く:入学、卒業、修了、卒業見込み、中途退学などを明記する
- 最後に見直す:職歴欄や資格欄と年月表記が混ざっていないか確認する
学歴はどこから書く?ケース別早見表
一律に開始位置が決まっているわけではなく、応募状況、職歴の有無、記入欄の広さに合わせて判断します。迷う場合は、応募先の指定フォーマットや募集要項を優先してください。
転職・社会人応募
目安:高校入学または高校卒業から。職歴が長い場合は、高校卒業からでも流れが分かることがあります。
新卒・学生
目安:中学校卒業または高校入学から。現在の学校と卒業見込み年月が分かるようにします。
アルバイト・パート応募
目安:学生なら中学校卒業から、社会人なら高校以降から。応募先の用紙に合わせます。
最終学歴が専門学校・短大・大学
目安:高校以降を中心に、学校名、学科名、卒業・修了年月をそろえます。
ケース別|学歴欄の書き方例
下記は架空の学校名を使った記載例です。自分の学校名、学部・学科、年月に置き換え、正式名称を確認してから入力しましょう。
高校から書く場合
2020年4月 東京都立〇〇高等学校 普通科 入学
2023年3月 東京都立〇〇高等学校 普通科 卒業
高校卒業から書く場合
2023年3月 東京都立〇〇高等学校 卒業
2023年4月 〇〇大学 経済学部 経済学科 入学
大学入学・卒業を書く場合
2019年4月 〇〇大学 経済学部 経済学科 入学
2023年3月 〇〇大学 経済学部 経済学科 卒業
大学院を書く場合
2023年4月 〇〇大学大学院 〇〇研究科 〇〇専攻 入学
2025年3月 〇〇大学大学院 〇〇研究科 〇〇専攻 修了
専門学校を書く場合
2021年4月 〇〇専門学校 〇〇学科 入学
2023年3月 〇〇専門学校 〇〇学科 卒業
中退した場合
2021年4月 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 入学
2023年9月 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 中途退学
休学した場合
2022年4月 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 休学
2023年4月 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 復学
留学した場合
2024年9月 〇〇大学交換留学制度により〇〇国〇〇大学へ留学
2025年6月 同大学留学期間終了
編入した場合
2021年4月 〇〇短期大学 〇〇学科 入学
2023年4月 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 編入学
浪人・留年がある場合
浪人や留年がある場合も、学歴欄では入学・卒業年月を事実に沿って書きます。
2020年4月 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 入学
2025年3月 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 卒業
アルバイト応募の場合
2022年3月 〇〇市立〇〇中学校 卒業
2022年4月 〇〇高等学校 普通科 入学
現在、同校在学中
卒業見込みを書く場合
2023年4月 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 入学
2027年3月 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 卒業見込み
例文を見ながら学歴欄を入力する
入学・卒業年月、学校名、学部・学科を順番に整理して、履歴書のPDFプレビューまで確認できます。
西暦・和暦と年月のそろえ方
西暦と和暦はどちらを使っても構いません。ただし、学歴欄、職歴欄、資格欄、提出日で表記が混ざると確認しづらくなるため、履歴書全体で統一しましょう。
西暦でそろえる例
2020年4月 〇〇高等学校 入学
2023年3月 〇〇高等学校 卒業
和暦でそろえる例
令和2年4月 〇〇高等学校 入学
令和5年3月 〇〇高等学校 卒業
- 入学・卒業・修了年月は、卒業証明書や学校の公式情報で確認する
- 月まで書き、年だけにしない
- 「令和」と「2026年」のような混在を避ける
- 職歴欄や資格欄の年月とも矛盾がないか見直す
中退・休学・留学・編入はどう書く?
事情がある場合も、学歴欄では事実を簡潔に書くことが基本です。理由を詳しく書きすぎるより、年月、学校名、状態が分かる形に整理します。
中退
「中途退学」と書きます。卒業したように見える表現は避け、理由を書く場合も一文にとどめます。
休学
学歴の年月に空きがあり説明が必要な場合は、休学と復学を年月付きで整理します。
留学
交換留学や正規留学など、学歴として補足したい場合は期間と学校名を簡潔に書きます。
編入
前の学校の入学・卒業または退学と、編入学した学校を時系列で並べます。
学歴欄でよくあるNG例
NG:学校名を略している
理由:正式名称が分かりにくくなります。
改善:「〇〇高校」ではなく「〇〇高等学校」のように書きます。
NG:入学・卒業年月が抜けている
理由:時系列を確認しづらくなります。
改善:年と月を入れ、入学と卒業をセットで整理します。
NG:西暦と和暦が混ざっている
理由:履歴書全体の年月が読みにくくなります。
改善:どちらかに統一し、職歴欄や資格欄も同じ表記にします。
NG:大学の学部・学科が抜けている
理由:学んだ領域が伝わりにくくなります。
改善:大学名、学部、学科、専攻を正式名称で書きます。
NG:中退を卒業のように書く
理由:事実と異なる学歴表記になります。
改善:中退した場合は「中途退学」と書き、必要な場合だけ理由を簡潔に添えます。
NG:学歴と職歴の区切りがない
理由:どこまでが学歴で、どこからが職歴か分かりにくくなります。
改善:「学歴」「職歴」の見出しを入れて分けます。
学歴欄の提出前チェックリスト
よくある質問
履歴書の学歴はどこから書けばよいですか?
転職では高校入学または高校卒業から書くことが多く、学生や新卒、アルバイト応募では中学校卒業から書く場合もあります。応募先や指定フォーマットがある場合は、その指定を優先します。
高校は入学と卒業の両方を書きますか?
高校から書く場合は、入学と卒業をセットで書くと時系列が分かりやすくなります。応募先の指定や記入欄の広さにより、高校卒業から始める形式でも問題ない場合があります。
大学は学部・学科まで書く必要がありますか?
大学は大学名だけでなく、学部・学科・専攻まで書くと内容が伝わりやすくなります。正式名称を確認し、履歴書全体で表記をそろえます。
中退は履歴書に書くべきですか?
中退した場合は、事実に沿って「中途退学」と書くのが基本です。理由を書く場合も簡潔にし、実際と異なる卒業表記はしないようにします。
休学や留学は学歴欄に書きますか?
学歴の年月に空きがあり説明が必要な場合や、応募先に関係する経験として補足したい場合は、休学や留学を簡潔に書けます。詳細を書きすぎず、年月と内容を整理します。
西暦と和暦はどちらで書けばよいですか?
西暦・和暦のどちらでも構いません。大切なのは履歴書全体で統一し、学歴、職歴、資格欄の年月にずれがないよう確認することです。
浪人や留年は学歴欄に書きますか?
浪人は学歴欄に直接書かないことが多く、留年は入学・卒業年月から伝わる場合があります。理由を長く説明せず、聞かれたときに簡潔に話せるよう整理しておきます。
学歴欄まで整えた履歴書を作成する
学校名、入学・卒業年月、資格欄や本人希望欄もあわせて入力し、PDF表示まで確認できます。